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しまねこはお好き?

最近あまり編めてない・・・・さぼりニッターの日記です。

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2013.03.20(Wed) 12:43

ハッグ・・・・・


 5、60人分のパイプ椅子がならべられた会場は、7割がた、受講者でうまっていた。出遅れちゃったな、と反省しながら、わたしは空いている席をさがした。

 以前、地元の警察署で免許証の更新をしたときは、署内にある研修室で講習をうけたんだった。でもいまは、別の会場でうけることになっているらしい。

 会場についたのは、講習開始30分まえ。
 駐車場はすでにほぼ満車状態で、かろうじてすみっこに1台分の駐車スペースをみつけて、つむじ風のように滑りこんだ。

 受付で免許証を渡し、かわりにカラフルな教本とチラシを2枚もらって会場に入った。さて、どのへんに座ろうかなと全体を見渡したとき、昨晩、夕飯の席で母がいった言葉を思いだした。

「(教官に)あてられないよう、いちばん後ろに座ればいいよ」

 
 梅干しの実を箸でほぐしながら、そうだね、と一応相づちを打ちはした。けれども内心、人さし指を顔のまえに立ててふりながら、「チッチッチッ、わかってないなぁ、お母さん」と意見しているわたしがいた。

 授業中あてられないよう、教室で気配を消す技をみがきにみがきあげて黒帯レベルに達したわたしに言わせれば、いちばんうしろの席というのはね、いちばん前の席とおなじくらいピンポイントあてされやすい危険地帯なのじゃよ。

 たとえば。

 コンサート風景を思いうかべてみてほしい。
 ステージの上を汗だくになって歌い、駆けまわるアーティストが、曲の合間、「盛り上がってるかあっ?!2階席っ!!」って叫ぶじゃない。
 あれだよ。
 あれと似たようなことが教室でも起こるの。
 教壇に立った先生や教官も、「おい、ちゃんと話きいてるか?!2階席・・・じゃなかった、いちばんうしろっ!!」と、あえていちばんうしろの席の子にあてたりする。

 つまり。

 本気であてられたくないと心に決めたなら、いちばん前と、いちばん後ろの席は避けること。
 その周辺も同様に避けること(流れ弾にあたる危険性アリ)。
 
 じゃあ、どこに座ったらいいんだろう。
 
 答えはズバリ、「まんなかへん」。

 教壇からみても、いちばん後ろの席からみても、壁からみてもあいだの通路からみても、まんべんなく、まんなかへん。
 そこにいかに存在感うすく、影のようにぼんやりと座れるかが鍵になってくる。「あれ、お前いたの?!」と言われればしめたもの。


 そういうわけで、わたしは講習会場のまんなかへんの席に、ぼんやりと、存在感うすく座った。
 闇に身をひそめる黒猫のごとく気配を消し、教本やチラシをそっとながめつつ、講習開始を待つ。これが終わったら○○に寄ってソフトクリームを食べよう、などというおちゃめな計画も立てた。
 そんなところへ、教官、登場。
 時間きっかりに講習がスタートした。


 講習は、時間にして30分。
 その間、だいたい14、5人の人びとが教官にあてられていた。単純に考えれば、2分に1人の計算だ。
 「自転車は歩道を走ってもいいか」「夜間ヘッドライトを下向きにして走るのはどんなときか」等の難問にあえぐ人びとを、わたしはまんなかへんの席から存在感うすくながめていた。
 いちばん後ろの席にすわる2名もあてられていたよ。
 予想、的中。

 無事に講習をおえ、あとは免許証の交付を待つばかりとなった。
 係の女性と若いおまわりさんが、教壇となりに設置した長テーブルごしに、ひとりひとり、新しい免許証を手渡してくれるという。
 わたしのソフトクリーム計画もいよいよカウントダウンに入った。
 待っていてね、わたしのごまソフトクリーム!!

 係の女性が言った。

「これからひとりずつお名前をお呼びしますので、呼ばれた方は前にきて、新しい免許証をうけとってください。事前講習の方は、講習終了の判をおして免許証をお返しします。新しい免許証の交付日が書かれたふせんを貼ってお返ししますので、かならずその日時のいずれかでうけとるようにしてください」


 それから、ひとりひとり、名前を呼びはじめた。

 呼ばれた人はまえの長テーブルに歩み出て、係の女性に名前を確認してもらい、その後、おまわりさんから免許証を手渡してもらう。
 わたしは、ひさしぶりのごまソフトクリームをカップで食べるかコーンで食べるか、最終判断に入った。
 今回はワッフルコーンでいこうと決断したとき、名前が呼ばれた。
 いそいそと長テーブルまえに歩み出るも、なぜだろう、係の女性とおまわりさんは当惑気味。

「あ、まだ(呼ばれてない)ですよ?(笑)」と係の方。
「そこに座って、お呼びするまで待っていてください」

 そういって指し示された席は、なんといちばん前の、超かぶりつきの、おまわりさんのまん前80㎝くらいの席であった。

 まさかこんなかたちで、最前列に着席するはめになろうとは。

 こんなワル目立ちする流れでいちばん前の席に座るくらいなら、最初っからこのくらい前の席に座って気合を入れて話をきいておけば、他人の名前と自分の名前を聞きまちがえることもなかったのでは?
 気配消しにはげんだ30分間は一体なんだったのであろう。
 得意の「まんなかへん戦略」が、おまわりさんの目のまえで、うそみたいに、パア。


 冒頭の写真は、ネットで注文したバッグが届いたところ。
 バッグ、と赤字で書かれるはずのところが、「ハッグ」になっている。
 これを書いた人はきっと慌てていたか、なにか他のことを考えてぼんやりしていたのかもしれないね。

 わたしには「ハッグ」を笑えない。
 ハッグ的なことを、日々、あちこちでやっているからだ。
 
 ハッグな人生は今日もつづく。

 

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