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しまねこはお好き?

最近あまり編めてない・・・・さぼりニッターの日記です。

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2010.08.22(Sun) 20:06
 甥っ子ファミリーが帰途につき、家の中が急に静かになったこの週末、私はあるブツを1人片づけておりました。


DSCN1927.jpg

これが何かというと、ちびっこ対策の網なんであります。

ちびっことは、人間のちびっこ(甥っ子)と猫のちびっこ(黒猫)両方を指しまする。


DSCN1917.jpg


この1ヶ月近く、母と私はちびっこ対策について再三、話し合いを重ねて参りました。

甥っ子たちが遊びに来るにつけ、私たちは2つのことを心配していたんであります。


1つは、猫慣れしてない甥っ子たちが喜んで黒猫兄弟を追いかけ過ぎて怪我(引っかかれる等)をしないかという心配。
2つ目は、黒猫兄弟の脱走。


どんなに気を付けていても起こりうる家猫の脱走事件。

やんちゃ盛りの人間ちびっこと、やんちゃ盛りの仔猫の兄弟という組み合わせになれば、これはあらゆる寒天・・・・・じゃなかった(笑)・・・・・あらゆる観点から見て、ステキに脱走の危険度が倍増するんじゃないかって、母と私は心配したんであります。


DSCN1923.jpg
「お外って面白そう・・・」


2つの問題を解決すべく、母と私は知恵をしぼり合った。

いろいろ考えた末、甥っ子たちの滞在期間中は、階段と1階の廊下の間に仕切りを設けて、一時的に黒猫兄弟の生活スペースを制限したらどうかって話になったんだけど、一口に仕切りと言っても、何をどう使って仕切ればいいのか皆目見当がつかない母と娘。

行き詰った私たちは、お中元でもらった、だだちゃ豆せんべいをバリバリ食べて新たな栄養を脳に補給しつつ、さらに無い知恵をしぼり合った。



仕切りはただ固定すればいいってもんじゃない。

人間(主に私)が出入り可能なものにしないといけない。
つまりは一部可動式。

でもどうやってそれを実現させればいいのかがわからない。



終わりの見えない話し合い・・・・・
減っていくだだちゃ豆せんべい・・・・・


DSCN1964.jpg
「一体、どうすれば・・・?」


長い話し合いの末、やっと1つの案がまとまった。
名付けて「網で仕切ろう大作戦」

階段の上り口の天井と床上につっかえ棒をし、その間に網を張ってアコーディオンカーテンみたいに開け閉め出来るようにするっていうのはどうよ?

網の両サイドは、壁にL字釘を打って、それに引っかけてとめるようにすればいい。


我々はさっそく近所のホームセンターに行って材料を調達して来ると、準備に取りかかったよね。

甥っ子たちが家にやって来る、わずか1日前のことだった。


DSCN1842.jpg


網を広げて準備していると、何も知らないリクとクーちゃんがすぐにやって来て私たちの手元にじゃれつき始めたよね。

かわいそうに、2匹はこれから隔離されることも知らないで無邪気に網の上を転げ回ってる。

これまでみたいに一階の廊下で大運動会が出来なくなると知ったら、この子たちはどんなに悲しむだろう・・・・そう思うと胸が痛んだ。

でも、しょうがない。
私は心を鬼にして、人生初の壮大なDIYプロジェクトに取り組んだ。


DSCN0589.jpg
(ここで涼しい雪原の写真でも見て、ちょっと一息)



半日かけてそれを完成させた時には、本当に感動したよ。

ああ、自分もやれば出来るんだ、そう思った。



DIYは確か「Do It Yourself」の略だったはず。

自らの手で完成させた網張り要塞を前に、私は胸を張って呟いた。
「Do It Yourself・・・・やればきっと出来るんだ!」


それからその辺を走り回っているクーちゃんを抱き上げて、そっと網の向こう側に移した。
リクも抱き上げて同じようにそちらに置いた。

そして素早く要塞の入り口を数ヶ所のL字釘に引っかけて固定した。


DSCN1943.jpg
「これで良し、と・・・・」


私は網の前にしゃがみ込むと、キョトンとした顔でこちらを見つめるリクとクーちゃんに話しかけた。

「ちょっとの間だけだから我慢してね。代わりに2階でいっぱい遊ぼうね」と。


リクは首を傾げてこちらを見てた。それからトコトコこっちへ歩いて来ようとした。
でも網に阻まれて叶わなかった。

リクは当惑顔で網を引っかいたよ。

それから突然、自分が網のこちら側に不当に閉じ込められていることを悟った。


リクは狂ったように網の前を行ったり来たりしながら前足で網を引っかいたよね。
それでもダメとわかると噛みついた。


ごめんね、リク。
こんなことして、本当にごめん・・・・


私はやるせない気持ちでそう呟いたけど、リクにはもちろんわかるはずもなかった。

網によじ登ると、リクは訴えかけるように鳴き続けたよ。
それからぐいぐい頭を押し付けて網を破ろうとした。


見ていてあまりに切なくって、私は思わず腕を伸ばして仕切りと開けてあげようとしたんだ。

その時。


リクが網の隅っこに体をねじ込んで・・・・・あっさり脱獄を果たした。



DSCN1934.jpg
「・・・・・・・・・・」



それを見ていたクーちゃんが、リクに続けとばかりに、やはりあっさりと脱獄に成功。

汗と涙の結晶である我が要塞は、あっけなく破られた。


DSCN1940.jpg
「お母さんに、知らせなきゃ・・・・・」



私は重い足取りで、台所にいる母に事の次第を報告に行ったよね。

母は最初、私の言葉を信じようとしなかった。


なのでその目の前でもう一度、私はリクとクーちゃんを網の向こう側に入れ、しっかり入り口を固定して見せたんだ。



リクは首を傾げて母を見つめていた。

それから迷うことなく、さっきと同じやり方で同じ場所からあっさり脱獄に成功した。
クーちゃんもそれに続いた。



DSCN2014.jpg
「・・・・ね?」  「うん・・・・」


1か月かけて実らせた人生初のDIYプロジェクトが、わずか数十秒で終了する哀しみ・・・・・・




DSCN1904.jpg
「ここは、お母さんに任せなさいっ!」



母は燃える目で裏の小屋に駈け出して行くと、手にこん棒のような物を持って戻って来た。

麻ひもを使って、こん棒を階段の片側に壁に固定させると、今度はこん棒に網を厳重に結わえつけ始めたよね。
その間、私は反対側に壁にさっきの倍の数のL字釘をひたすら打ち込んだよ。


母は再び小屋に引き返すと、今度はどでかい漬物石を数個抱えて戻って来た。

どうしても防ぎ切れない網の隙間にこの石をセットして、2匹の行く手を防ごうという、障害物作戦だよ。


私たちはわき目もふらずに入念に漬物石をセットした。



明日には甥っ子たちがやって来る。
今から新しプロジェクトを立ち上げている時間もない。

私たちにはもはや、この数個の漬物石だけが頼りだったんだ。


漬物石を抱えて右往左往する私たちの足元で、黒猫兄弟がのんきにじゃれ合っていた。



DSCN2004.jpg


とりあえずはこん棒と漬物石で補強して一晩様子を見てみようということになり、私は要塞のこちら側に黒猫兄弟と引き取って休むことにした。

黒猫兄弟と私が要塞のこちらに引き取ると、その後から母がさらに入念に漬物石を置き直したりして、あれこれ調整してくれたよ。


その晩、私は珍しくなかなか眠りにつけなかった。

夜がやけに長く感じられた・・・・・


DSCN1831.jpg




翌朝目を覚ますと、辺りに黒猫兄弟の姿は見当たらなかったよね。
代わりに一階の方から声がした。


さては網の外に出たくて鳴いているなと思い、眠い目をこすりながら階段を下りて行くと・・・・・


階段のどこにも兄弟の姿は見当たらない。

2匹は階段にはいなかったよ。


2匹は・・・・・




すでに脱獄を済ませて、1階の廊下の真ん中でプロレスごっこに興じていた(涙)


DSCN1827.jpg
「あはは~、楽しいねぇ」 「後のごはんが楽しみだねぇ」


・・・・・一体、どこからどうやって外に出たんだろう?

昨晩、あんなに厳重に補強しておいたのに、なんで?!


私は慌てて外に出て事実を確かめようとした。


が。
昨夜、母が厳重にセットし直した漬物石とこん棒が行く手を阻み、外に出られなかった。


DSCN1892.jpg
「・・・・・・・・・・・」



DSCN1893.jpg
「ママー、何してるのー?」 「遊んでるのー??」



DSCN1913.jpg
「ばあばー、ママが網の向こうで遊んでるー」 「僕もあっち行きたーい」
「・・・・・・・・・・・・・・」




・・・・・こうして、1ヶ月かけて練り上げた母と私のDIYプロジェクトは幕を閉じた。

甥っ子たちの滞在期間中、網張り要塞は、100%無用の長物と化して階段の入り口にみじめに垂れ下がっていたよね。



DSCN1952.jpg
「どうせどうせ、私のDIYスキルなんて・・・・・(涙)」



DSCN1951.jpg
「どうせどうせ・・・・・」
「ママー、早く出て来てー!」 「お腹空いたーー!」



今後、もしまた何かを作らなくてはならない機会があったら、その時は迷わず人に頼もうと思う。

Do It 人頼み。


略して「DIH」の精神で、これからの私は行く。




読んで下さってありがとうございます。


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「何、この自己監禁プレイ・・・・・」 

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Category:日記 
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Comment
 

。。。笑

しまねこさん・・

兄弟には、楽勝だったんじゃないかな~~


うちのヘタレも 
うっかり布団などを干している隙に外出(脱走)して、
気が済むと、ちゃっかり網戸を開けてもどって来ましたよ 笑


1~2度、ガッツリ叱ったら
旅に出なくなりましたが(あーーどれだけコワイんだ?ワタシ)


ノラちゃんなんか、猫避けのトゲトゲを
ちょいちょいってよけて、花壇に用をたしてますもんねーーー


策を練れば練るほど、賢くなりますな。。。笑


NAME:あお | 2010.08.23(月) 19:33 | URL | [Edit]

 

しまねこさん、こんばんは!

毎度のことながら・・・とっても読みごたえがありました(^^)
最後のしまねこさんが閉じ込められちゃったところ
画面の前で笑い転げてました~☆

DIH・・・私もこの精神で今まで歩いてきました!
これからもきっとDIHだと思います(^.^)/~~~

先日、実家に帰ったら、いんげんトンネルが程よく成長しておりました!
見えなかったふりして、ミニトマトの収穫を手伝ってきましたよ(笑)

NAME:しば | 2010.08.23(月) 23:37 | URL | [Edit]

 

あ~面白かった☆
今回も笑わせてくださってありがとうございます♪

1回目の脱走あたりまでは予想どおり
(キタキターwって感じ)だったんだけど
補強後、しまねこさんが閉じ込められるまでは
予想できなかったなぁ(笑)
爆笑させていただきました(*゚▽゚*)

NAME:イシュティ | 2010.08.24(火) 00:08 | URL | [Edit]

 

 Secret?

 

 

 

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