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しまねこはお好き?

最近あまり編めてない・・・・さぼりニッターの日記です。

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2008.07.29(Tue) 21:27
このところ「編みぢから」が落ちているような気がする。暑さのせいかな?

りっちゃんの後ろ身ごろに取りかかってはいるものの、編みながらもなんかボーっとしちゃって、ケーブル模様の初めの部分を3回も間違えてほどく始末。

スパゲッティ・モンスターは2個中1個のミートボールを完成させたものの、そこで手が止まっちゃって現在放置プレイ中。

カサブランカが咲いた
(↑カサブランカ、オシベぶつ切りバージョン)

昨晩、何もする気にもなれずボーっとテレビを眺めていたら、教育テレビの「おしゃれ工房」(かな?)で、ミシンを使ってチュニックドレスを作るっていうのをやってた。

「洋裁、いいなあ~」と思いながら眺めていると、やがて縫い合わされた身ごろがアップで映し出された。

ブラウン管の向こうを縦横無尽に走り回るミシンの縫い目・・・何かの折り目や線・・・・今さっきアイロンで割っていた縫い代によくわからない紐・・・・私のつたない知識と言葉ではうまく言い表せないそれらが複雑に入り乱れた様子を見て、「やっぱり私には洋裁は無理かあ・・・」って呟いて、私はうなだれたんだ。

私、洋裁にはずうっと憧れているんです。ずいぶん前からしつこく憧れ続けている。本だってひそかに数冊そろえて、そうっと本棚に立てかけてある。

でもいざとなると、「私なんかに出来る訳がないよ・・・・雑巾作りがせいぜいでしょ・・・フフッ・・・」って卑屈に呟いて、コートの襟を立てて背中を丸めて霧の彼方に歩き去りたいような気持ちになっちゃうんだな。

カサブランカ、横顔
(カサブランカ、オシベ付きの横顔)

学生の頃の「被服の時間」を思い出してみても、胸を張れるような思い出って全然ない。
不器用な私にとって、当時家庭科の授業は苦痛なだけで、どちらかと言えばそれは「修行の時間」と呼びたいくらいのものだった。

その修行の時間を共に過ごした仲間で、ひときわ胸に輝いて残る友人がいるんだ。ずうっと同じ班だったベッキー(仮名)って子なんだけど。

私も不器用だったけど、ベッキーもそれに輪をかけたくらい不器用な子でね。そう言えば同じ班のもう1人のメンバー、カサンドラ(やはり仮名)も、私たちに負けず劣らず不器用だったな・・・・

ガラスの格子戸

家庭科担当のロッテンマイ子先生(仮名)は、小柄な体に反比例するかのような気性の激しさで校内でも有名でした。

職務上の理由から常に携帯している日本刀・・・・じゃなかった、スーパーロングものさし(全長100cm)で、忘れ物した子の手をビシバシ打ってみたり、大声で説教しながらそれでバンバン机を叩いてみたり。

不器用班の私たち3人組は、家庭科室の後ろの方の席で身を寄せ合って震えながら、石の下に集まったダンゴ虫みたいに息を潜めて、ロッテンマイ子先生の恐怖授業をなんとかやり過ごすのがせいいっぱいだった。

紺マグの中のキューピー


あれは確か、まだ新学期が始まってまもない頃の、スモッグ製作の授業中だったと思う。

少し離れた所でミシンを使っていたベッキーが、急に「キャアアアア~」って悲鳴を上げながら私たちの机の方へ逃げて来た。
見ると、ベッキーの使っていたミシンが、今は誰も触ってないはずのそれが、「ダダダダダダッ!!」ってものすごい勢いで動いてる。

私とカサンドラは息を飲んだよね。そうして直感した。これはただのミシンの故障じゃない。これはいわゆるスーパーナチュラル、つまりは超常現象だって。


おそらく昔、このミシンを使ってある女の子が私たちと同じようにスモッグ製作に励んでいたんだ。

不器用な上に病弱で学校を休みがちだったその子は、みんなよりもずいぶん工程が遅れてしまっていた。

かわいそうに、その子はどこかの鬼教師に「期日までに仕上げないと、スーパーロングものさしで百回打ってやる」とかなんとか脅されて、泣きながら毎晩遅くまで学校に残ってスモッグ製作に励んでいたんだろうね。

そしてある晩、やっと全ての工程を終えて、あとは袖口にゴムを通すだけって段階まできたその時、校内に忍び込んだ何者かによって無残にも殺され、3階端にあるこの家庭科室で1人非業の死を遂げた・・・そう私は直感したんだ。

ブルーベリー


完成間近のスモッグを胸に抱き、右手には袖口用のゴムを握り締めて血まみれになって死んで行った少女の霊が、今、私たちのミシンにとり憑いて、自らの無念を訴えようと懸命に「ダダダダッ」ってミシンを動かしている・・・・そう直感して震えていた私の耳に、ロッテンマイ子先生の鋭い声が届いた。

「早く電源を抜きなさいっ!!」

電源を抜くと、ミシンはぴたりと止まった。


冷静になってよくよく調べてみると、何のことはない、ミシンペダルが前の方に滑って何かの下に入り込んじゃってて、それで「ダダダダ」してたことがわかった。

「気を付けなさい」って先生は私たちをにらんで去って行った。

ホッと胸を撫で下ろすカサンドラと私。でも気の毒なのはベッキーだった。

飽きることを知らぬミシンの猛連打のおかげで、ベッキーのスモッグには、編み物界で言うところの巨大ボッブルが出来上がっていて、それも5目1度とか6目1度なんて生易しいものではなくて、100目1度・・・・いや、下手したら、200目1度とか300目1度くらいの強大ボッブル帝国が築かれていたんだ。

山百合 その2

ベッキーは裁縫箱からキリみたいな道具を取り出してボッブルをほどき始めた。

けれども、ほどいてもほどいても強大ボッブル帝国に終わりは見えず、確か次の週に入ってもまだベッキーはそれをほどいていたと記憶している。


大した話じゃないんだけど、不器用班の思い出は次回も続きます・・・・・



読んで下さってありがとうございます。

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良ければもう少し、不器用班の思ひ出にお付き合い下さい。 

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