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しまねこはお好き?

最近あまり編めてない・・・・さぼりニッターの日記です。

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2012.03.24(Sat) 10:09
はじめて、ドクロ柄のカーディガンをはおって階下におりていった朝、母が言った。

「あら、いいじゃない、そのしゃれこうべ」
「・・・・そうかな」
「そうよ。外にも着てったら?そのしゃれこうべ」
「・・・・・・」

辞書によると、しゃれこうべとは「さらされ頭(こうべ)」の意味らしい。
風雨にさらされて白骨化した頭がい骨のことを、「しゃれこうべ」とか「されこうべ」、「しゃりこうべ」「どくろ」「野ざらし」などというんだって。

上記のラインナップの中からあえて選ぶとすれば、私なら、「どくろ」をえらぶ。
しゃれこうべでもされこうべでもなく、どくろ、とそれを呼ぶ。


もし道をあるいていて、道端に、風雨にさらされて白骨化した頭がい骨をみつけたら、あ、どくろだ、っていうだろうし、警察に届けるときも「どくろを拾いました」っていう。

もし店で、風雨にさらされて白骨化した頭がい骨を模した柄の下着を見つけたら、あ、どくろのパンツ、っていうだろうし、まちがっても、「しゃれこうべパンティー」とか「野ざらしブリーフ」なんて呼び方はしない。


できることなら母にも、ともに「どくろ」の道を歩んでほしかった。
私の着ているそれを、しゃれこうべではなく、ドクロのカーディガンと呼んでほしかった。



話の発端は、ひと月前の2月下旬までさかのぼる。
急にあったか上着をつくりたくなって、パンドラに行ったんだ。
素材は、フリースかボアでさがすつもりだった。

時期的に、もう春物商品に切りかわっちゃってるかなって懸念はあった。
冬物素材はあまり置いてないかもしれないって。

いってみると、店内は、こちらが思っていた以上に春だったよ。

売り場には春風が吹いて、さくら吹雪も舞っていた。

春風とさくら吹雪のむこうに大々的な「入園バッグ特集」が組まれており、われらがフリースは売り場のすみっこもすみ、となりの紳士服売り場になかば押しつけられかねない勢いで、冬物セールワゴンにのっけられ放置されていた。

ワゴン内にのこっている色は、わずか、3、4色。
手にとってみるも、どれも用尺に足りない。

身頃とそでとフードをそれぞれ別の色でつくれば、ワゴン内にのこるフリースで間に合っただろう。
でも、そこまでカラフルなカーディガンを着る勇気はまだもてず、その日はなにも買わずに帰った。



後日、気をとりなおして、マブチに討ち入り。

するとこちらの冬物セールワゴンには、かろうじて2種類、着丈分のそろったフリースがのこっていた。
私は両者を手にもって見くらべたよ。

右手にもったフリースには、青地にヘリコプターの絵がびっしり描かれていた。
左手にもったそれには、黒地にしゃれこうべ・・・・じゃなかった、どくろの絵がびっしり描かれていた。



ヘリコプターと、どくろ。

あなたなら、どちらを選ぶ?


私は、どくろを選んだ。
青は好きな色だけど、ヘリコプター柄は・・・・ヘリコプター柄は・・・・・

似あう似あわないの問題以前に、似あったところでどうしていいかわからない、それがいまの私にとってのヘリコプター柄だ。

ごめんね、ヘリコプター。
あなたにふさわしい相手はほかにいる。

消去法でえらばれ、わが家にやってきたどくろフリースは、その後、なんとかカーディガンのかたちになった。




077.jpg
(「FEMALE 」2012 SPRING号 64のカーディガン)


いろんなことがはじめてで、いろんなところを失敗してる。
でも、作るのはとても楽しかった。

出来不出来はともかく、形にできただけで、いまは幸せ。感動。



初のカーディガン完成から、1か月。
毎朝毎晩、パジャマの上にはおって、特価品どくろ、大活躍。
猫の爪とぎとしても、2重に、活躍。

先日の朝、いつものようにどくろをはおって階下におりていくと、母が言った。


「あら、しゃれこうべさん、今朝は早いね」


・・・・ついに、カーディガンではなく、着ている本人そのものが「しゃれこうべさん」になってしまい、私としてもなんだか後戻りできないところまできてしまったような気がしている。


でも。それでも。

もし、ヘリコプターのカーディガンを製作していたら「ヘリコプターさん」と呼ばれていたはずだし、それよりはまだ、しゃれこうべさんのほうが、若干ましなはず。

きっと、そう。
絶対、そう。
お願いだからそうだと言って。




084.jpg




しゃれこうべさんはこれから、春物の布でも見にいく予定だ。

しゃれこうべさんは、春が待ちきれない。
衣替えの日が待ちきれない。 
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Category:縫い物 
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2012.03.15(Thu) 18:06
ミステリー小説が読みたくなって、先月、ヘレン・マクロイの『暗い鏡の中に』を買って読んだ。
ドッペルゲンガーを題材にした幻想ミステリで、暗い冬の午後、黒猫をひざにのっけて読むには最適の一冊だった。
窓のそとに広がるダークな冬景色と作品世界とがいい感じにマッチして、怪奇な雰囲気も2割増。

ひさしぶりに小説を読んで楽しかったので、読後ふと、読書感想文的なものでも書いてみようかなと机にむかってみるも、びっくりするくらい、なにも書くことが頭にうかばなかった。

心の中はこんなにまっくろなのに、頭だけ、まっしろ。


かんがえてみれば昔から、読書感想文を書くのは苦手だった。
なにか立派なこと書かなきゃと思って、りきみすぎるのかな。

読書感想文だけじゃなく、感想全般が苦手だ。

映画の感想、音楽の感想、食事の感想、どっか行ったときの感想・・・・どれも、あまりまともなことが言えたためしがない。
唯一、たい焼きにかんする感想だけはいくらでも言えるけど、この際、そんなこと、なんの自慢にもならない。


そんなに日々、感想のない暮らしをおくっているんだろうか。
そんなに感想のない人間だろうか、自分は。
カンソウするのはスネだけか。
そんな人生、無味乾燥。

そろそろ本気で、感想がいえる人間になりたい。

今年はちょっとがんばって、読んだ本や観た映画の感想くらいは・・・・・ちょっとずつブログに書いてく練習をしてみよう。


読書感想文は今回はあきらめて、かわりに身近なところから、感想をひとつ。

1月に完成させて(放置して)いた「Big Herringbone Cowl (リンクはこちら)」の感想。

写真をひと目見て、この模様、どうやって編むんだろうと気になった。
モデルさんが巻いている写真も個人的にツボだった。

こんなふうに、ゆったり、たっぷり巻いてみたいと、夢は広がるばかり。

編みかたはシンプルだけどなかなか進まなくて、毎晩、気長にちょっとずつがんばった。
手加減もはじめのうちうまくつかめなくて、やけにきつくなったり、逆にゆるくなりすぎたりと、その辺、すこし苦労した。

あと、ゲージの合う糸が見つからなくてね。
でもまあ、目数を調整すれば長さ調節もなんとかなるさと踏み、自分なりに目数を変更してトライ。
そして、やっと完成したんだけど・・・・・・




093.jpg









106.jpg
「・・・・・みじけー・・・(ゆったり、たっぷり巻く夢はどこに・・・・?)」





スチーム当てればすこしは伸びるかと期待したんだけどね。
期待どおりにいかないのが、人生だよね。巻物だよね。
セ・ラ・ヴィ。





奇特なだれかに押しつけることにする。



 

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Category:小物 
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2012.03.10(Sat) 21:31
このあいだの日曜日、母が美容室にいったら、すごく混んでいたそうだ。
卒業式シーズンだからこの時期混むのはわかるけど、美容師さんの話だと、理由は他にもあるみたい。

もうすぐ春休みだもんね。
休みともなれば、子どもたちがずっと家にいて、女性陣は毎日ごはんを3食作らないといけなくなる。
子どもや孫のごはん作りで忙しくなって、とうぶん美容院にもいけなくなるからって、いまのこの時期、前倒しでお店を訪れるお客さんが増えてるんだそうだ。

そういう私も、そろそろ、美容院にいかないと。


いまお世話になっているお店は、去年の夏にみつけて通いはじめた。

あたらしいお店に行って、最初に雑誌を手渡されるときって、いったいどんなメンツが差し出されるのかちょっとドキドキしない?
ふだん読んでる雑誌を、そのままズバリ渡された記憶ってない。
それはつまり、自己イメージと他人のくだす客観的判断とがずれてるってことなのかもしれないね。

いまのお店ではじめの日に手渡された雑誌は、井川遥を現在の地位に押しあげた(?)某誌だった。
やだ、私ってそういうイメージ?veryうれしい。きゃはきゃは♪・・・・などとはしゃぎかけるも、まあ、お店のほうでもいろいろ気を遣っているんだよね・・・・と気がついて、自分を見失わずには、すんだ。

その後、お店は毎回very気を遣ってくれて、井川遥さまが表紙の某誌を手渡される日々がつづいたよ。

それが先日、大雪がふった日の午後に、すべてが変わってしまった。




021.jpg
(美容院におめかしして出かけた、の図)



私が行ったとき、お店はまだそれほど混んでいなかった。

席に案内され、アシスタントさんにタオルやケープでぐるぐる巻きにされて待つこと数分。
やがて雑誌を手にもどってきたアシスタントさんは、「失礼します」とささやいて雑誌を一冊鏡台におくと、逃げるように去っていった。
私は雑誌をとりあげた。

いつものように井川遥さまがやさしくほほえみかけてくるかと思いきや、その日の某誌は趣向をかえて、奇抜な路線でせめていた。

ファッション誌なのに、ラーメン。

湯気のあがるおいしそうなラーメンの写真が表紙を埋めつくしてる。
どまんなかに、ぶっとい黒字で、「この冬、ラーメンを食べつくす!!」みたいな文句がおどっていた。

私は裏をみた。
それからまた、表紙をみた。
さいごに深呼吸した。

それはタウン情報誌だった。
ラーメン特集号の。



担当の美容師さんがあらわれたので、私は雑誌を鏡台にもどして、今回は軽めのショートボブにしたいって話しはじめた。ずいぶん伸びてもっさりしてきてたから、とにかく軽くしたかったの。

担当のAさん(仮名)は鏡のむこうで考えこんだ。
こちらの後頭部を見つめつつ、むしろ長さはいまのまま、カットで軽さを出すようにしたほうが髪質的にはあつかいやすいはず、とアドバイスしてくれた。
それに髪の色をもう一段あかるくすれば、さらに軽さをだせるって。

カットしてもらってるあいだ、私はつとめて、タウン情報誌のことは忘れることにした。
きっと何かのまちがいだよ。
Aさんとのおしゃべりで気をまぎらしつつ、同時に、店内の様子もそれとなくうかがったり。


ほかにきているお客さんは、50代の女性がひとり、60代の奥さまがひとり、20代の女の子がふたりに、私のとなりの席で美しすぎる美容師さんと大いに盛りあがっている20代半ばの男子、で全員。

そっか、ここはいろんな年代の人たちに愛されているお店なんだね・・・・・って、いやいやいやいや!

だったら私んとこに井川遥がきてなかったらおかしいだろ。
ほかに井川遥な世代、いないだろ。
目のまえのラーメン特集、どう考えたって、となりの男子用だろう!!



055.jpg



カットがおわり、Aさんは、アシスタントのBさんとCさん(どちらも仮名)にカラー剤の指示をだして行ってしまった。
誰もとりかえに来てくれないので、しかたなくラーメン特集をとりあげて読みだしたよ。
読みながら、思った。


わたし、なにか、した?

このあいだ来たときと、どこか変った?


それとも知らないうちに時代のほうが変わってしまったの?
時代と井川遥がこちらを追いこしてしまったの?
時の流れについていけない東京タワー世代は、タウン情報誌片手に立ちつくすしかないのか。


「ラーメン、好きなんですか?」

とつじょ、Bさんが話しかけてきた。
あいまいな笑みをうかべながら言葉をさがしていると、ふたりはそろってたたみかけてきた。

「おいしいお店、どこか知ってますか?」
「よく食べにいくんですか?」
「何味が好きですか?」
「地元でよく行くお店とかあるんですか?」
「そういえば、チャーシュー麺って・・・・」

わずかに残されていた35歳のプライドに、食らいついてくる、ハイエナ。
ふたりは、私とラーメン特集に食らいついて、はなそうとしなかった。


・・・・・みんなが甘やかすから、私、自分のこと、出羽の国の井川遥ぐらいに思ってたよ。very思ってたよ。
それがなんですか。
ここへきて、こういうハシゴの外しかたですか。

でも、もう、いいよ。
泣き言はよそう。

むしろ、ありがとう。
愛のムチを、ありがとう。
おかげで自分を見失わずにすんだ。

これからは、等身大の自分を大切に生きていく。


うん、ラーメン、おいしいよねっ!!

学生時代はとんこつ派だったけど、30すぎたら、断然、塩派になりました♪
たまにチャーシュー麺が食べたくなるときがあるけど、そのまま食べたら胃にもたれて苦しくなっちゃうから、そんなときは家でチャーシューのかわりにトリ肉入れて作りなおして、「これ、大人の食べかた、トレビア~ン♪」って言いながら食べるようにしてる。




091.jpg




やっと、私にもわかった。

ショートボブにしたいって言ったとき、Aさんが、セミロングのまま長さをのこそうって提案したのも、そのほうがラーメン食べるとき髪をまとめやすいから、なんだね。
ショートボブくらいの長さがいちばん顔にかかって邪魔なんだよね。
髪の色を一段あかるくしたおかげで、やさしい色あいの塩スープとも、見た目、バランスがとれるようになりました。

これからは、ラーメンとの調和を第一に考えて、ヘアスタイルをえらんでいく。
ラーメンと調和しながら、自分らしさを模索していく。





カラー剤の浸透を待つあいだ、べつのアシスタントさんがアイスティーを運んできてくれた。

冷えたグラスを鏡台におきながら、放心状態でラーメン特集を読みなおす私の耳元に「(雑誌)あたらしいの、お持ちしますか?」とささやくので、ここ数年だしたことがないくらい本気の声で、「はい!」と答えた冬の午後だった。





 

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2012.03.03(Sat) 19:22
年が明けてまもなく。

なぜか無性に月が見たくなって、星の手帖社から出ている安価な組立天体望遠鏡を衝動買いした。

望遠鏡セットには、「天体観察ガイドブック」なる冊子がついていて、なかでは望遠鏡の基本と使いかた、月や惑星の観察についてわかりやすく説明されてあった。

お月さまには2匹のうさぎがいて、毎晩かわりばんこに、ペッタンパッタン、楽しくおもちをついているんだよ♪・・・・・くらいの、ゆる~い月認識で数十年生きてきたけれども、ここへきて、子どもむけに易しく書かれた冊子の説明を読んで、人なみに学んだよ。月にも、海や山脈がたくさんあるってこと。

もちろん、月の海に水はなくて、暗いかげのように見えるところを「海」って呼んでるらしいけど。


月の海にはそれぞれ、「氷の海」とか「虹の入り江」とか「神酒の海」とかってロマンチックな名前がついてた。
数あるクレーターにも、舌をかみそうな名前がぜんぶで37個もつけられてあった。
地球人ってば、名前つけたがりねん。

あらためて見る月面は、海だの湖だの入り江だの、山脈だの谷だの、クレーター「プレトレマイオス」だのと、けっこうにぎやかで、うさぎがのんびりもちつきできる場所なんて見当たらないくらいだったよ。

この冬は、そんなにぎやかな月面をハンドメイド(いちおう)の望遠鏡でばっちり観察してやろうとはり切っていたのに。
それがどうよ、この寒さ。この大雪。


連日ぶあつい雪雲が夜空をおおって、月も星も見えやしない。見えたところで、寒すぎて外に出られない。


せっかくやる気になっていたのに、ひどいや。

ひどいや、ひどいや。

シベリア高気圧、許さねえ。
ラニーニャ、おまえも許さねえ。

あんたたちなんか、月にかわっておしおきよ!
首にこれ巻いて、おしおきよっ!!




061.jpg
「Twisted Rib NeckWARMER」


065.jpg



天体観察時に活用しようと思って編んだんだけど、残念ながら、いまだその夢、かなわず。
でも日中、ふつうに役立っております。

便利だね、スヌード。

たのしく編めたし、大満足。 

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