今日は風が強かったですね。東京では春一番が吹いたとか。
高い木の枝がメトロノームの振り子みたいにバッサバサ揺れるのを見て迷っていたけど、ついに決心して午後から出かけました。ジムに行って、泳いで来た。
こんな天気じゃ誰も来てないかと思って行ったら、結構にぎわっていてびっくり。みんな、春に向けて動き出しているのか。
これは良い機会だと思い、その分厚さにたじろいで未だ一度も巻いていないソフトウール青の「HERE AND THERE」マフラーを引っ張り出して装着、この強風の中でその真価を試すのだ、と意気込んで出かけました。
結果から言うと、すごく暖かかった。身を切る風など物ともしなかった。巻いてある首元だけは。
ありがとう、ソフトウール。

昨日から続いてニットキャップの話。
今シーズン、実は帽子を編みかけたことがあったのを思い出しました。完成しなかったんだけれど。
最初に着手しようとしたのはPhildarのキャップ↓

せっせと解読作業に励み、スワッチも何枚か編み、さあ後はスタートするだけ!ってなって、それきりになっちゃった。自分でもどうしてかわからない。愛が冷めるのは、いつも突然。
文化出版局から出ている「手編み決定版 KNIT BOOK ’07~’08秋冬」にもかわいい帽子が載っていた。


下のグレーの帽子は、引き返し編みを繰り返しながら平面に編んで行って、最後にメリヤスはぎで合わせて完成、となるらしい。そしてこの帽子にはいったん着手したものの、結局ほどいちゃった。
ほどいた理由は二つ。
まず一つ目は、うろ覚えのまま始めた引き返し編みが微妙に間違っていたこと。ちゃんと本で確認してから始めるべきだった。
二つ目の理由は、1玉だけ用意して後は適宜買い足すつもりだった材料の糸が「えっ?」って思うくらい糸長が短くて(途中で気が付いた)、素敵な糸だっただけに玉のお値段も張り、「じゃあじゃあ、これ完成させるのにいくらかかるの?」って改めて計算してみたら「高っ!」ってなってほどいた・・・
「編み出す前に、そういうことはちゃんと確認しておこうよ、自分」 このテキトーさはもう、真冬の出羽三山で山伏修行とかして泣きながら滝に打たれないと治らないな。
「手編み決定版~」からは結局レッグウォーマーを二足編みました。

一足目のボーボリ(淡紫)は天寿を全うして星になり、今は二足目のザリーナさんがふくらはぎをあっためてくれてます。ザリーナは手触りがモチモチして編みやすいだけでなく、丈夫で毛玉も出来にくい優等生だってわかった。
さあ、今夜は荒れ狂う風の音を聞きながら、Rebeccaのロングジャケット、編むぞ。
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