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しまねこはお好き?

最近あまり編めてない・・・・さぼりニッターの日記です。

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2013.12.25(Wed) 10:26

マント、完成



『乙女のソーイング BOOK 2』 から



 『乙女のソーイングBOOK 2』(ブティック社 2012)から、9のマントを縫ってみた。『ジェーン・エア』っぽいこういうマント、欲しかったんだよね。

 くわしい写真入りで作り方が解説されてあるので、その通りに縫っていくと意外とかんたんに出来た。ただ、マントだけにね、だんだん形ができあがってくるにつれてブツも巨大化して、扱いには苦労した。ミシンのワイドテーブルをひっぱり出してみたところで、あまり効果なし。生地の重みも手伝って、でらっでら、すべる。

 たとえるなら、浜に打ちあげられた瀕死のマンタをちいさな丸盆にのせて保護先の水族館まで運ぼうとしているかのような感じ。重いわ、でかいわ、すべるわ、ズレるわで、まいった。


 最大の難関は(予想していたとおり)ボタンホール作りだった。
 何回も練習してから挑んでみたものの、2回つづけて失敗した時点で、外注を決意。せっかくここまで骨を折ってマンタを運んできて、水族館まえで死なせたくない。

 父の洋服のお直し等でお世話になっている、昔ながらの紳士服の仕立て屋さんに電話をかけて、婦人物だけれど、マントのボタンホールを作ってもらえないか尋ねてみると、やって下さるという。へたっぴな自作マントをプロのところへ持ちこむのは恥ずかしくて気がひけたけど、勇気をだして門をたたいてみた。

 お店のご主人は、穴かがりばかりかボタンつけもやって下さり、ついでにぐにゃ曲がりしていた前身ごろのステッチもほどいてやり直して下さり、さらについでに衿や前身ごろのアイロンがけもやり直していただいた(←見違えるようになった!アイロンがけって大事・・・) 

 プロの手を借りて完成したマントのできに大満足しているのはもちろんなんだけど、今回いちばんの収穫は、ご主人から興味深いお話をいろいろうかがえたこと。それに仕事ぶりを実際に見せてもらえたのも大きな経験になった。ご主人の手つきひとつひとつにしびれ、ひるがえって、自分の甘さにうなだれた。へたっぴ、不器用うんぬん以前に、甘かったんだな、ってわかった。


 お手本のマントは衿がぴったりくっついているけども、自分のはちょっと離してボタンをつけてみた。裏地なしで着心地はどんなものかと心配したものの、大丈夫みたい。ただしこのマント、車の運転にだけは向かない。いちおう手を出す口はあるんだけどね──
 

 手だし口


 ──ここから手を出してハンドルを握ろうとしても、シートベルトをすると拘束衣状態になっちゃう。なので運転席じゃなくて助手席に座っていられるような日、車窓をながれる冬景色とか幻想的な街のイルミネーションなどを楽しみながら、おしゃべりしたり、飲み物をのんだり、チョコレート菓子やガムの包装紙をとって運転席のだれかに手渡してあげたり・・・・なんてかんじで過ごせる日なら、このマントで車にのっても大丈夫かもしれない。

「そんな日、ねえよ!!」というあなたは、残念ながら、乗車したら速攻、マントを脱ぐしかない。ちなみにわたしは後ろの席に置いている。(助手席だと邪魔)
 
 車の暖房がきいてくるまでかなり寒いけども、人生、忍耐も必要だからさ。
 
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2013.12.04(Wed) 19:19

ボートネック・ニット


 長袖ニットを縫いました。

 パターン:『いちばんよくわかる ロックミシンの本』(日本ヴォーグ社 2012)から、「ボートネックTシャツ」。

 コットンとアクリルで、これからの季節はちょっと寒いけど、お気に入りっす。
 

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2013.11.20(Wed) 15:18

『Blouse, Skirt Pants Style Book』 から、シャツカラーブラウス


『Blouse, Skirt & Pants Style Book by 野中慶子 杉山葉子』(文化出版局 2011)から、シャツカラーブラウスを製作。といっても完成はしていなくて、あとはボタンホール作りとボタンつけをのこすのみ、という段階。

 このシャツ作りは、洋裁版「だるまさんが転んだ」のごとく、なかなか先に進まなかった。
 
 前後の身ごろのダーツ縫い、複雑怪奇な形状のヨークつけ(むずかしかった;)、前立てつけを終えたあと、なかば放心気味となって、作業は一時、中断。
 これじゃあいけない、負けないもんね!とコーヒーぐびぐび飲んで気合を入れ、つぎの工程、衿をつくってつけるところまでは順調にすすんだけれども、その後、なぜか燃え尽き症候群のようになり、ふたたび製作は中断。

 ながい空白期間をへて、夜風がほっぺにつめたく感じられるようになった中秋の名月の晩、縁側にススキをかざって月をめでながら、みたらし団子をほおばっている最中に、いやいやいや、こんなことしている場合じゃないでしょ、早くシャツ仕上げないと冬になっちゃうでしょ、と奮起して、やっと袖口の短冊つけに着手。
 でも、ここですごく苦戦した。なんどもなんどもやり直すはめになった。

 やっとのことで両袖口のカフスつけまでおわらせた豆名月のころには、正直、心が折れかけて、「このシャツ、このままなかったことにしてしまいたい・・・」的な気分にみまわれていた。
 
 でもね、ここまでくれば本当にあと少しだからね。八合目まできてるんだから。頂上のゴールはもうすぐそこ。

 そういって自分をはげましながら、セット・イン・スリーブのいせこみに初挑戦。
 意外にあっさりと袖つけの関門を突破したのは11月上旬だった。

 袖つけが完了すると、シャツの形もずいぶんできあがってくる。
 気のとおくなるような長い道程を、一歩一歩、シャクトリムシのごとく進んできて、やっといま、それらしい形となったシャツが目のまえに現れた。
 じわじわこみあげてくる喜び。感動。


 袖つけ作業をおえたのは夜の11時をまわったころでね。黒猫ブラザーズはとなりの部屋でとっくの昔に就寝していた。
 わたしも目がショボショボして、はやく休みたかった。洋裁部屋をちゃちゃっと片づけて黒猫たちの巣食う隣室にもどり、パジャマに着替えて消灯しようとした。
 だけど。 
 だけど、だけど! 
 やっぱり朝まで待てない。ミシン部屋にひきかえしてシャツを試着してみることにした。

 暖房を消したミシン部屋のフローリングの床は早くもひゃっこくなって裸足にこたえたけれども、そんなの平気、気にならない♪だって生まれてはじめて自分で縫ったシャツをこれから試着するんだもの。

 パジャマの上をぬいでシャツをはおり、姿見のまえに立った。

 すると、どうだろう──




りくさん、専用の座布団でくつろぐの図



 シャツのサイズが、合ってない・・・・・


 このシャツの型紙をとったのは怪我でまったく泳いでいない時期だった。定期的にプールにかよっている現在とでは、サイズがもう、あべこべ。
 さらに、もっと重大な問題点もあきらかとなった。

 腕を上にあげるとね、袖の上腕部分が、もうれつに、つる。
 袖幅に余裕はあるのに、肩とひじのちょうど中間あたりに横じわが何本もはいる。そしてあげた腕といっしょに、肩、身ごろのすそが浮きあがってきちゃう。結果、へそが丸出し。

 そしてさらに、腕をあげた際の肩のいかりっぷりったら、ない。ゴシック建築の尖塔アーチよろしく、天にむかって突き立ってますけど・・・・・?


 神様。このシャツに、いったい何が起きているのでしょう。びっくりこきまろです。
 もしかしてこれはあれですか、失敗、というやつですか。
 あ、あと着てみていま気づいたんですけど、左腕の短冊つけ、まちがってますね。このまちがえっぷりはあれです、したの仏間のふすまと同じです。冬に屋根の雪の重みでたてつけが狂ってしまい、ピッタリとしまらなくなった階下のふすまと同類です。
 なにこれもう、開きっぱなしじゃない。
 こんなにでらでら開いちゃって、なにが短冊あきか。これでは短冊あきっぱ、です。

 こういった類のシャツになりますと、いくら部屋のなか限定で着るにいたしましても家族の目というものがありますから、やっぱりその、二の足をふみますね。
 
 だっておやつ戸棚の上段に常備してある、ゆかり堂のごませんべいを取ろうと腕をのばすたび、「へそ」と肩の「尖塔アーチ」が現れるわけですもんね。家族だってびっくりこきまろです。

 神様。仮縫いって大事なのですね。
 それと、補正の勉強も必要ですね。
 短冊つけについても研究しなおします・・・・・




りくさんの、牙だしフェイスで転がるの図



 足のうしろに気配を感じてふりむくと、いつのまにか明かりのおちた廊下にりくとくーが起き出してきてすわっていた。

 両肩をするどく尖らせながら、へそ出しルック(死語)でばんざいして鏡のまえに立つわたしと、それを見つめる金色の瞳。


 りくちゃん。くーちゃん。

 あなたたちって、こういうときはいつも決まって現場にいるよね。寝てたと思えば駆けつけてるよね。
 ときどき思うの。りくちゃんの、くーちゃんの人生(猫生)の目的は、かあさんが「やらかした瞬間」に居あわせてひそかに鑑賞することなんじゃないかって。
 いや、いいんだよ、べつに責めてるわけじゃない。
 かあさんのへそ出しばんざいが見たいのなら、ほら、心ゆくまで見なさい。
 シャツ作りの夢なかば、志なかばで、ボタンつけのみのこして散っていく、かあさんのあえなき散りぎわをその目にとくと焼きつけるがいいよ。

 シャツ縫いに手を出すのはまだ早かったのかもしれないね。でも、かあさんはメソメソしないよ。このシャツを押入れの奥にしまいこんだら、あとはもう前をむいて冬物製作に邁進するつもり。


 りくとくーはひとしきり、わたしの「へそ」と「尖塔アーチ」を堪能すると、(あー今夜もおもしろかった!)(さ、寝よ寝よ)ってかんじでゾロゾロ自分たちの生温かい寝床にひきあげていった。

 
 夜おそく、わたしはふとんの中でくーちゃんの丸いおしりを抱いて、ちょっと、泣いた。
  

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2013.05.08(Wed) 21:18

お弁当入れ



あずま袋


 『半日でできちゃう 小さな布のこもの』(ブティック社 2008)から、50のお弁当入れと、6、7のあずま袋を作った。
 大正ロマンという名前にも惹かれて購入したカットクロス。大正ロマンのかほり漂うお弁当入れになるはずが、いざ作ってみると、せっかくの柄が底布でかくれてしまって、期待したほど大正ロマンのかほりを漂わせることができなかった、かな。
 あずま袋の持ち手先のひもは、一度はパターン通りにつけて、その後ほどいた。

 これでひとまず、お弁当袋づくりはおしまい。
 つぎからやっと、夏服製作にかかれる。たのしみ。


 ゴールデン・ウィークも終わったね。
 千秋公園の桜を見にいったけど、今年は天候にも恵まれず、桜の花つきもわるく、人も桜もまばらで淋しい印象だった。桜の木を休ませるためには、数年に1度、こういうのもいいという話をきいたことがある。今年は桜の木にゆっくり休んでもらい、来年また元気な花を咲かせてもらえば、いっか。

 帰り道、つめたい風の吹きぬける林でコルリのオスと遭遇した。目のさめるような群青色の羽がまぶしかった。 

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2013.05.01(Wed) 11:00


お弁当入れ


 きんちゃく袋の口ひもってさ、両端を左右反対にひっぱると、「ギュッ」って口がしまるじゃない。ふだん何気なくやってる「ギュッ」だけど、今回、お弁当入れを作ってはじめて、その仕組みがわかった。 
(そうなんだ、こうなってるんだ・・・・言われてみるとそうだけど、ふ~ん・・・・)と、ひとり納得。
 「ギュッ」の秘密がわかって、いま、じんわりとした喜びにひたっている。


 父親が長年使っていたお弁当入れを、お下がりで使用していた。でもさすがにくたびれてきたから作ることにした。
 パターンは、『半日でできちゃう 小さな布のこもの』(ブティック社)から、50のお弁当入れ。
 完成品をみたときは「小さいかな?」と心配したけど、実際にお弁当を入れてみると、ぴったし。おおお~!!と感動。

 お弁当入れ、ひとつだけじゃ心もとないから、おなじパターンで第2弾も用意してる。そちらも和柄でいく予定。
 今回使用した和柄のカットクロスがずいぶんあまったので、残った布で、あずま袋とランチクロスも作っちゃおうともくろみ中。 

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